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2024年12月26日

日本大学生産工学部で「建設DX特別講義」を実施

12月19日、日本大学生産工学部において、当社が中心となり「建設DX特別講義」を実施しました。

この特別講義は、建築工学科2年生を中心とした約200名の学生を対象に、授業科目「建築コンピュータ演習」の一環として行われました。
建設ライフサイクル全般にわたるDXの取り組みを、各段階で実際に活用されているソフトウェアを用いて講義を行うという実践的な内容で、生産工学部という学部特性を活かした企画として、複数の業界新聞でも紹介されました。

本講義は、同授業の担当講師であり、一般社団法人BIM教育普及機構の理事を務める森谷靖彦氏の企画に基づき、当社が中心となって実現した産学連携の取り組みです。
建築積算から施工管理、そして維持管理に至るまで、建設ライフサイクルの各段階におけるDXの最前線を、学生に肌で感じてもらうことを目的としています。

■ 講義内容 ■

当社が開発・販売する建築積算ソフト「FKS」をはじめ、建設ライフサイクル全体を網羅する各種ソフトウェアを用いて、建設DXを包括的に学べる内容としました。

・建築積算の基礎
公益社団法人日本建築積算協会による「建築積算の基礎講座(カレーの作り方編)」では、建築積算の基礎を、身近な例えである「カレーの作り方」を通して解説。専門知識がない学生にも分かりやすく積算の概念を理解してもらえるように工夫しました。

・BIM連携積算
実務で広く活用されている当社の建築積算ソフト「FKS」を用いたBIM連携積算について、具体的な操作方法を交えながら解説。BIMデータと積算の連携による効率化を体感してもらいました。

・BIM連携施工管理
設備施工管理ソフト「BIMXD」を用いたBIM連携施工管理について、現場での活用事例や課題点を提示。施工段階におけるDXの可能性と重要性を認識してもらいました。

・ファシリティマネジメント
建築物維持管理ソフト「FM-Integration」を用いたファシリティマネジメントについて解説。竣工後の建物を効率的に管理するためのDXについて説明しました。

建設DX特別講義 建設DX特別講義


今回の特別講義を企画した森谷氏(写真左上の中央)は、「建設業界ではDXの推進が不可欠であり、そのためには次世代を担う学生への教育が重要です。協栄産業とタイアップして実現したこの講義を通じて、学生たちが建設DXの可能性を感じ、将来、業界を牽引する人材へと成長することを期待しています。」とおっしゃっていました。



当社は、今後も教育機関との連携を通じて、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」を実践し、建設業界のDX推進に貢献してまいります。