PEOPLE 04

一緒に考える楽しさで
お客様の未来をアシストする。

Y.I
メカトロシステム部
営業 / 2020年入社

PROFILE

経済学科で学ぶ傍ら、高校まで続けていたサッカーではなく、さまざまなスポーツを楽しむオールラウンドサークルに所属し、他大学との交流も活発にしていた大学時代。就職活動では、堅実に働き続けられることを軸に、創業70年以上の歴史と、これから伸びる自動化や半導体関連の業界であることに惹かれ、協栄産業に入社を決めた。また、説明会で出会った人事担当者が、善し悪しを含め実直に話を聞かせてくれたことも、志望動機の一つだったという。

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現在の仕事内容

現在は、メカトロシステム部で営業を担当しています。私たちの部署が主に行うのは、FA(ファクトリー・オートメーション)と呼ばれる「工場の自動化」にまつわる装置や部品の提案です。鉄材から自動車部品を切り出す装置や、カメラ機器の製造装置、部品の搬送装置など幅広い製品を取り扱っています。メーカー様と交渉を行い、お客様との間に立って「期待を超える提案」を行うことが、私たちの役割。提案は既存を主としながらも、直接営業をかけたり、展示会からつながりを生んだりと、新規開拓に挑戦できる面白みもあります。
特に現在は「人手不足」が工場の課題となっており、お客様からのニーズとしても「人員削減のために工場を全自動化したい」というお声をよく耳にします。それに対して私たちは、製造工程をより効率的にするための装置の組み込み方、そしてそれらを稼働させるためのプログラムシステムまで、ハードからソフトまでのすべてを一式で提案できることを強みとしています。

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悩み、考え、挫けながらも未来へ

営業職には、お客様と一緒に悩み、考え、協議しながら、望みを形にしていく楽しさがあります。たとえば、新規開拓先として打合せしていた自動車部品メーカー様は、当初はカタログ製品の提案から始まりましたが、「加工時の金属くずを自動処理したい」との要望があり、とある装置を提案したものの、さらに「吐出口を逆に付けてほしい」との返答が。それでもメーカー様にご協力いただいて何とか要望を実現し、「ここまで無理な注文に答えてくれたから」と発注をいただくことができました。お客様とメーカー様の間に立ち、仕様や実現可能性、納期やコストも踏まえつつ、協力して難題を解決することが楽しく、その一件以来、仕事に大きなモチベーションが生まれたと感じています。
もちろん、営業活動が失敗することもあります。以前、私のミスによって納品が間に合わず、お客様からお叱りを受けたことがありました。すぐにメーカー様に連絡し、何とか納品できたものの、深く反省が残る案件でした。今では「サッカーでもやろうよ」と気さくに話しかけていただける間柄ですが、忘れられない衝撃的な出来事です。
今後は「お客様の未来に貢献できる営業マン」になりたいと思っています。要望をそのまま叶えるのではなく、お客様の組織全体で協力できることはないかを考えること。新製品を買ってもらうよりも、長期的に見て本当に利益をもたらせる製品を提案し、成長の一助となるものを提案できればと思います。

A DAY SCHEDULEある1日のスケジュール

8:45
出社課員全員での朝礼からスタート
9:30
資料確認とメール社内打合せのもとお客様提案資料を確認
12:00
お昼休憩自分の仕事ペースに合わせてランチへ
13:00
お打合せ・新規営業定期的なお打合せ
新規営業巡回を行うことも
16:00
営業報告書の作成当日の報告書を提出
次回プランを考える
17:30
退社社内共有や協力会社に依頼を済ませて退社

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あなただけの経験が、きっと仕事につながる。

学生時代は、スポーツ系のオールラウンドサークルに所属し、他大学との交流や合同イベントにも参加していました。初対面の方と分け隔てなくスポーツを楽しんでいた経験が、今の営業活動に大きく活かされていると感じています。新規のお客様とも壁を作らずに会話できること。そして、お客様やメーカー様など、さまざまな人とともに協力して提案を実現していけるなど、その恩恵はとても大きなものです。
こうしたチームスポーツの経験は私独自のものですが、どんな経験であっても仕事につながるものだと私は思っています。高校までサッカーをしていた経験が、かつてご迷惑をおかけしたお客様との会話の糸口になっていたり、社会人から始めたゴルフを通じて、取引先を紹介してもらったり。あるいは運動以外の経験であっても、きっと何かにつながるはずです。ともかく動いてみて、何かが起きるのを待ってみること。そんな学生時代を過ごすことを、おすすめします。