PEOPLE 05

システムを組むことは、
人の喜びを生むことだ。

K.K
トータルソリューション事業本部
システム開発事業部
システム開発第一部
開発第一課
SE / 2021年入社

PROFILE

大学ではプログラミングやネットワークなどを幅広く学びつつ、統計解析に優れるR言語を用いた「不協和音の発生率」の研究を行っていた。入学当初は音楽業界に興味があったが、プログラミングを組んでシステムを動かす「パズルのような面白み」に惹かれるように。そこにハードウェア製品が加わることで、さらにピースが増えてさまざまなアプローチが可能になると期待し、ソフトとハードの両軸を持つ協栄産業を選んだ。

01

現在の仕事内容

現在は、トータルソリューション技術事業本部のシステム開発事業部に所属しています。部署としては、企業がビジネスをする上で必要となるシステムの開発を行っており、受発注システムや建設業向けの3Dシステム、eラーニングシステムなど、その種類は多岐にわたります。
私が担当しているのは、大手食品メーカーの物流会社のためのWEBアプリケーション。このアプリは、倉庫内で荷物を運搬したり、検品後に積載をした際に、荷物がどのフェーズにあるのかをトレースし、情報として表示するものです。かつてはそれらを紙で処理していたのですが、今ではタブレットで情報を一元管理できるようになりました。お客様のもとに営業の方と訪問して、困りごとのヒアリングや要件のすり合わせを行うなど、現場に近い場所で業務にあたっています。このほかにもウェブページのコンテンツ更新作業や不具合修正といったコーディング業務も兼務しており、デザインチックな仕事にも面白みを感じています。

02

人の喜びを、組み上げる。

要件設定から試験までの工程に一貫して携わり、それらをパズルのように組み合わせ、一つの仕組みとして完成させていく過程にやりがいを覚えます。実際のアプローチとしては、「どの情報が必要か」を決めることから開始。倉庫用のアプリであれば、商品バーコードを読み取ったときに、どの文字列を使って商品を判別するのか、そして商品の「配置」をどう判定するのか。基本設計でお客様と内容を共有し、続いて「どんな処理フローにするのか」という詳細設計に進んでいきます。その後は、設計に沿ってコーディングし、動作に問題がないかをテストしていくという流れです。当初の予定通りにいくことはなかなかありません。バグなどを繰り返し修正し、お客様に問題ないと確認してもらって、ようやくシステムが完成するのです。
また、システムがお客様に利益をもたらしたときにも大きな喜びがあります。私が担当した倉庫用のアプリは、倉庫内のトラック滞留を改善し、結果として1日あたり2時間半もの作業時間削減に貢献。その成果が評価され、お客様先で表彰していただいたことは非常に嬉しかったです。今後は、主体的に動けるエンジニアを目指したいと思っています。お客様とのやりとりやスケジュール管理などの開発内容を把握した上で、メンバーにも気を遣えるようになり、ゆくゆくはプロジェクトマネージャーとして環境づくりにも関わっていきたいです。

A DAY SCHEDULEある1日のスケジュール

9:00
出社スケジュール・タスクを
確認して業務開始
9:30
案件開発開始開発スケジュールに沿って作業に取り掛かる
12:00
お昼休憩11:30から13:00の間に
自分のペースでランチへ
13:00
保守案件対応スケジュールの業務以外に
システムの保守業務も行う
14:00
顧客打合せオンライン・訪問で打合せ
進捗や質問をすり合わせる
15:00
社内打合せ顧客打合せ内容を展開
スケジュールや課題の確認も
18:00
退勤スケジュール次第で残業を行うことも

03

学びと悩みが、あなたの軸になる。

大学で身につけたプログラミングの組み方が、仕事に大きく活かされています。特に新しい開発環境であっても臆せず取り組めるのは、学生時代にプログラムを組んだ経験があったからです。システム構築では、目的や指定に応じてPythonやphpなどさまざまなプログラミング言語を使い分けます。私は大学でC♯を学びましたが、組み方の土台は同じです。必ず役に立ちますから、どんな言語でも学んでおいて損はありません。
就職活動中は、不安でいっぱいかもしれません。私も「学んだことを活かせるのか」「入社後にギャップがあるんじゃないか」と思い悩みました。そんなときは、どんな仕事や環境で働きたいのか考えてみてください。そうすれば、たとえ思い通りに行かなかったとしても、大切な軸を見失わずにいられるはずです。もしも、モノづくりやシステム開発があなたの軸であるのなら、協栄産業で一緒に働けるのを楽しみにしています。