神奈川県川崎市と「公共建築工事における積算チェックツールの実証実験」について協定書を締結・実証実験の取り組みを開始
当社は、神奈川県川崎市が2024年5月22日に公開した公募「公共建築工事における積算チェックツールの実証実験を連携して行う事業者の募集」において当社提案が採択され、協定書を締結いたしました。令和6年8月より1年間、川崎市と共に試行導入、実証実験の取り組みを実施いたします。
今後も地方自治体の課題解決に向けたソリューション提案を推進してまいります。
公募の背景・目的
公共建築工事の工事内訳書(以下「内訳書」という。)は項目数が数千以上になることも多く、その全ての項目は設計図面の仕様及び数量と一致する必要がありますが、これらを確認するためには専門的な知識、経験に加えて膨大な時間を要します。また、この確認作業においてミスがあった場合に積算疑義から工事入札が中止となり、市民サービスに多大な影響を及ぼしてしまうことが懸念されます。こういった市民サービスへの多大な影響が発生する工事入札中止のリスクを小さくするため、一元的かつ効率的なチェック体系を構築することを目的として、ICT活用による業務効率化を及び工事の積算に関するノウハウを有する民間事業者と連携し、本格実施を見据えたチェックツールの導入に関する実証実験を行うものです。
実証実験の概要
この実証実験は、今までに他自治体と実証開発した営繕積算チェックシステムをベースに川崎市向けにシステムを構築し、川崎市の積算データを使用した効果検証を実施いたします。
今後のスケジュール
令和6年9月~試行導入・実証実験
令和7年3月 中間報告書提出
令和7年7月 最終報告書提出
本件に関するお問い合わせ
ビジネスイノベーション室 正木
TEL:03-4241-8848
E-Mail:masaki.hiroaki@kyoei.co.jp