2025.06.25

立命館大学理工学部加古川准教授と共同研究契約を締結

当社は、立命館大学理工学部加古川准教授と「下水道圧送管管路点検のためのカメラ付き自走式ロボットの性能改良および実証化検証」の共同研究契約を締結したことをお知らせします。

カメラ付き自走式ロボットは、立命館大学理工学部ロボティクス学科 加古川准教授らが研究開発した、点検が困難とされていた下水道圧送管内を自走するカメラ付きロボットです。
本共同研究は「下水道圧送管管路点検のためのカメラ付き自走式ロボットの実用化」を目的として、地方公共団体の下水道圧送管での実証実験を通して実用化を検証します。
当社は今後も産学連携を通じて社会課題解決に向けたソリューション提案を推進してまいります。

立命館大学理工学部ロボティクス学科
加古川研究室(アクチュエーション研究室)について

2023年4月に発足した研究室で、質量と形のあるモノの運動やそこにはたらく力をロボット作業としてどのように生成し、社会にどう役立てるか?というテーマのもと、フィールドロボットやサービスロボットの研究開発に日々取り組んでいます。
昨今、生成系AIを初めとする知能に注目が集まる中、機構や制御の技術を基盤としたフィジカルロボット(現場・現物ロボット)こそが現実社会で最終的に必ず重要となると考えて、様々な民間企業や行政などと連携しながら活動しています。

下水道圧送管とは

下水道圧送管は、ポンプを使って下水を圧力で送るための内径50mm~200mm程度の下水管です。通常の下水道管は自然の勾配を利用して下水を流しますが、圧送管はポンプの力で下水を押し出します。

本件に関するお問い合わせ
ビジネスイノベーション室 阿部
TEL:03-4241-8848
E-Mail:abe.hirotaka@kyoei.co.jp